世界で読まれている人気小説とは?


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日本にも多数名作がありますが、外国人作家の本にも、たくさんの名作がありますね。そこで、今回は私Danaが世界で読まれている、感動的な人気小説をご紹介します。

『石を積む人』

こちらは、エドワード・ムーニー・Jr.が描いた1作で、日本では、佐藤浩市さん主演、『愛を積む人』として映画化されることも決まっています。
人生の中でやり残したことをやりきろうと決めたジョーゼフとアンという老夫婦の物語です。妻であるアンの望みが、やりかけの石塀を完成させることで、この題名がつけられました。
石をひとつずつ積むように時間をゆっくりと重ねていった愛のある夫婦の物語です。
ジョーゼフは老いてもうあまり体が動かないところを、妻であるアンのために少しずつ石塀を積み上げていく、愛する人へ捧げた暖かいお話になっています。

著者であるエドワード・ムーニー・Jr.は、マサチューセッツ州生まれで、現在はカリフォルニアで暮らしています。
もともとは高校教師として働いており、趣味のひとつが執筆でした。

『息子を奪ったあなたへ』

ロンドンのサッカースタジアムで仕組まれていた爆弾テロにより、4歳の息子を失った、爆弾処理班に勤務する父親と、その妻(子供の母親)である女性。
母である女性がテロの首謀者と考えられていたオサマ・ビン=らディンに書く手紙が小説になっているものです。
テロが起こるまでのことなどを、あくまでも感情を抑えて淡々と語っている文章の書き口は、読み手をより深い溝へ落としいれるような感覚にします。
現実に起きた、9.11や、アルカイダを連想させつつも、感情が高ぶることなく静かに説得している、心に重く響く1冊になっています。

『くらやみの速さはどれくらい』

自閉症を題材に扱っていながらも、SF小説風に書き上げた興味深い作品のひとつです。
自閉症の治療が可能になった未来を舞台にした、主人公の価値観と決断を描いた名作と言われています。
著者であるエリザベス・ムーンさんの長男が自閉症だそうで、それがきっかけとなって書かれた作品ということになります。
とても読みやすく、わかりやすい内容ですが、はっとさせられることが多く、自分の生活の考え方を見直すことができます。

『ぼくと1ルピーの神様』

インドの貧民街に生きる人々を、明るく、生き生きと描いています。アカデミー賞を受賞した映画『スラムドッグ ミリオネア』の題材となった作品です。
ラブストーリーが主軸の映画とは別で、インドでの生活のなかで人々との出会いが主軸になっている小説版はまた新しい発見があります。
インドという国の熱気を文章からも感じることができ、運やお金、決断など人生において欠かせないもの、自分の価値観の重きの置き方など様々な観点から考えさせられる作品になっています。

 

外国人作家の作品は、日本と比べて、社会問題を題材にした小説が多い傾向にあります。
日本にはない価値観をもった人が描いた作品だからこそ気づかされることや、考えさせられることも多数あり、有名な本は多数翻訳されているので、日本でも簡単に手に入れることができ、読むことができます。

少し視点を変えてみたいときや、新しい価値観に出会ってみたい時にはぜひ読んでみるのも良いですね。
また、映画化された作品も多くあるので、小説を読み、映画を見て、2つを比べてみるのも面白いかもしれません。