俺たちの青春・ロマン!!少年ジャンプの代表作たち〜前編〜


dragonball

出典 http://topicks.jp/

今も昔も小中学生のバイブルと言えば週刊少年ジャンプでしょう。いや、すこしかっこつけました。大人も読んでますね(笑)。

とにかく、少年ジャンプの発売する月曜日はコンビニの雑誌コーナーに人だかりができているのはもうおなじみの光景です。

ジャンプの基本テーマとして友情・努力・勝利という3つのキーワードがあります。仲間と協力し、自らも努力し、そして最後に目標を達成するという少年たちに対するメッセージです。

青臭いかもしれませんが、これは大人になった今でも生きる上で重要なテーマだと思います。

さて、今のジャンプの看板作品といえば、

●ONE PIECE(尾田栄一郎)

●暗殺教室(松井優征)

●BLEACH(久保帯人)

●銀魂(空知英秋)

といったあたりでしょうか?

どれもジャンプの看板を飾るにふさわしい名作ばかりですが、そんなジャンプを少年漫画の最高峰に押し上げた名作はもちろんまだまだたくさんあります。

ここでは、そんな少年ジャンプの看板を担った漫画たちをジャンルごとにまとめていこうと思います。

ああ、あの頃の興奮が蘇ってくる…。

 

ジャンプの看板漫画たち(アクション漫画編)

まずはジャンプがジャンプたり得るジャンルです。言うまでもなく数多くの名作が生まれています。

ジャンプ漫画の特徴として、最初は比較的ギャグ路線で始まった漫画がいつの間にかこのアクション路線に変わっていくというケースが見られます。

前述のテーマである友情・努力・勝利が描きやすいジャンルということもありますね。今連載中のONE PIECEもこのアクション漫画の王道を行く代表作です。

DRAGON BALL(鳥山明)(1984~1995)

このテーマを書くと決めた時からこの漫画のことを描きたくてしょうがなかった…。ジャンプ漫画の代表中の代表作です。知らない人はいないでしょう。

誤解を承知で書けば、ONE PIECEは売り上げ上ジャンプ史上最高の漫画ですが、DRAGON BALLという前例があるからこそ成しえた部分も大きいと思っています。

ストーリーについては今更語るまでもないでしょう。7つ集めるとどんな願いもかなうといわれるドラゴンボールを巡って宇宙にまで舞台を広げる冒険アクション漫画です。

『孫悟空』と聞いて西遊記を思い出す人よりもこの漫画の主人公を思い出す人の方が多いと思います。

彼の純粋に『誰よりも強くなりたい』という目標が周囲の人間をひきつけ、敵を倒していくというまさに友情・努力・勝利の王道を極めたストーリーです。

作者の鳥山明の画力も秀逸で、フリーザの最終形態に恐怖を覚えた人も多いのではないでしょうか?それまで『ラスボス』というと派手なデザインのいかにも強そうなデザインが大半だったのに対して、線を減らし、あれだけシンプルなデザインで強さと恐怖感を煽る素晴らしいデザインだと思います。

連載が終了して20年以上たっているこのDRAGON BALLですが、今なおオリジナルストーリーでアニメが放送されていることからも、この漫画が与えた影響の大きさが分かります。

北斗の拳(武論尊・原哲夫)(1983~1988)

核戦争によって荒廃した世紀末。暴力が支配する時代。

そんな時代に、一子相伝の暗殺拳の伝承者ケンシロウが虐げられた人々を助け、世界征服を企む兄弟弟子や対立流派との闘いを描くハードボイルド系のアクション漫画です。

『お前はもう死んでいる』の名台詞が流行語になった事からも分かるように、内容はシリアスを通り越して残酷

義兄弟との骨肉の争いや、自信のルーツとなった故国での戦いなど、ストーリーはシリアス路線のど真ん中。絵柄も劇画タッチで、登場人物が笑うシーンはほとんどありません。

にもかかわらず敵の断末魔『あべし』『ひでぶ』『たわば』等がコミカルで当時の小学生はみんな真似しました。

作中でケンシロウが『秘孔』を突くと敵が爆発したり、意のままに操ったりとシリアス路線の中にシュールな笑いの要素があった(意図していないとは思いますが)のも支持された理由かもしれません。

この作品も、現在パチンコの機種などで見ることができ、息の長い作品と言えます。

幽遊白書(富樫義博)(1990~1994)

1990年代のジャンプ黄金期を支えた漫画の一つです。美形キャラが多く、女性を少年漫画に引き込むきっかけとなった漫画と言われています。人気投票をすると主人公よりもそれらの美形キャラが上位に来る漫画です。

手違いで一度命を落とした浦飯幽助が生き返るために様々なオカルト事件を解決するところから始まり、暗黒武術会、魔界統一とそのスケールをどんどん広げていく姿はまさにジャンプ漫画の王道ですね。

霊界、魔界といったオカルト系の題材を扱いますので、その絵柄はグロテスクの一言。しかしグロテスクなのはどちらかというとザコキャラの傾向が強く、ボス系のキャラは美形なことが多いです。

さて、この漫画の作者の冨樫義博ですが、現在も”一応”HUNTER HUNTERを連載しています。

”一応”というのは非常に休載が多く、たまに掲載されても下書き同様のラフ絵の時があります。その傾向はこの幽遊白書の時からも見られています。しかしながら、HUNTER HUNTERもこの幽遊白書も話はとても面白く、非常にテンポよく進むので一気に読めてしまいます。

話のプロット自体はしっかりできているという事なのでしょう。それだけに現在連載中のHUNTER HUNTERもしっかり描き切ってほしいものです。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(和月信宏)(1994~1999)

侍を描く漫画は数多いですが、戦国時代や江戸時代ではなく、近代化の進んだ明治時代を描いた珍しい漫画がこのるろうに剣心です。

2011年と2014年に佐藤健主演で実写映画化されたのも記憶に新しいですね。設定としては幕末の動乱期に一子相伝の殺人剣『飛天御剣流』を操り人を切った維新志士、緋村剣心が過去の自分とどのように向き合っていくかというのが大きなテーマになります。

ジャンプ漫画ですので人間離れした大技や超人的な能力者が出てくるのですが、この漫画の特徴として、実在の人物が重要キャラとして出てくるところにあります。

元新選組の斎藤一はレギュラーですし、大久保利通や彼の暗殺事件である紀尾井坂の変が物語の大きなターニングポイントになっています。

ジャンプ漫画ならではのアクションだけでなく、複雑で敬遠する人も多い明治初期をベースに、主人公の過去に犯した罪への葛藤やそれをいかに乗り越えるかまでを描いた名作です。

 

以上、少年ジャンプの代表作たちの、アクション漫画編をご紹介しました。少し、懐かしい気持ちになってくれましたか?(笑)

それでは、次回はスポーツ漫画編、ギャグ、その他のジャンルのジャンプの代表作について書いていきたいと思います。