風に揺れるセッテピエゲ、その美しいデザインの魅力を解剖します!


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出典 http://www.leon.jp/snap/no-188-31-mar-2016

男性にとってはビジネスシーンの命でもあるネクタイ。皆さんのワードローブにもたくさんのネクタイが揃っていることでしょう。ビジネススタイルをもっと楽しみたい、そんな方におすすめしたいのが「セッテピエゲ」のネクタイです。伊達男が心から愛する至高のネクタイの魅力を存分にご覧あれ!

名門セッテピエゲ

ネクタイはスカーフを原型として作られたもので、今のような芯のあるネクタイではなく一枚の布を折って結んだものが現在のスタイルの前身です。ビジネスシーンで使われているネクタイは芯を使い形が崩れないように出来ていますが、セッテピエゲは大剣を7つに折り込む事で風を含みシルク本来の素材を生かし柔らかくエアリーな形を作ります。

現在のスタイルでは裏地にもシルクを使いより柔らかさを生かしているので、職人の高度な技術を使い全てが手仕事で作られます。オールシルクで作られる事に加え、この伝統手法でセッテピエゲを作ることのできる職人が少ないことから稀少価値の高いネクタイと言われています。

その為、高級ブランドネクタイの倍近くの価格になるのですが、その美しいフォルムや締めやすさ、フィット感、そして通常のネクタイよりも高い品質を持ち、丈夫な事から「本物を求める男」のアイテムとして注目を集めています。ネクタイは男のダンディズムの集大成であり、セッテピエゲはその頂点にあるものであると言えます。

伊達を気取るなら美しくあれ!

イタリアの靴やネクタイの美しさは、そのデザインや素材にも表れていますが、お洒落は美しさなしでは完成しないという美学に基づいている印象です。ネクタイの起源は、クラバットであると言われています。クラバットは貴族が首に巻いていたスカーフ状のもので、フランスでは幅広のネッカチーフを巻いたものでしたが、19世紀のイギリスでは結び目を残したクラバットが流行し、これが後に蝶ネクタイとなります。

オスカー・ワイルドがクラバットをもっとお洒落にデザインしたのが現在のフォア・イン・ハンド・タイになったとも伝えられていますが、社交界の男性にとって美しく着飾る事が女性から注目を集め自身の魅力を引き立てるとされたのは間違いないでしょう。

セッテピエゲをエレガントに自分のものにする

セッテピエゲはシルクをたっぷりと使うので、通常のネクタイと比べるとソフトでナチュラル感があります。ブランドによってシルクも異なり、素材や製法にも個性があります。どちらにしても、芯のかたいネクタイと違いシワもよりやすいので「きっちりしたスタイル」を好む日本のビジネスマンにとっては最初に違和感を覚えるかもしれません。しかし、一度このセッテピエゲの美しいドレープ感を体感すると何とも言えない美しさに魅了されることでしょう。

 全体を崩さずにお洒落を楽しむセッテピエゲ

ネクタイはパリッとした素材で、ディンプルがしっかりしているのが美しいとされてきたビジネススタイルに、リラックス感をプラスしてくれるのがセッテピエゲです。まだまだ日本では洒落者しか身に付ける事が出来ないものですし、衣替えにはクールビズスタイルでネクタイを締める機会が少なくなります。

クールビズ=ノータイではなく、ネクタイで演出してみるのも大人のスタイルです。シャツとネクタイスタイルだけで清涼感を作るスタイルにこそセッテピエゲの本領が発揮されます。今年の夏はワンランク上のクールビズスタイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

特徴的な素材の為に立体感をキープするのが難しいセッテピエゲですが、これが魅力でもあり手入れと保存さえしっかりしていれば美しい質感は永遠に続きます。女性をエスコートするように、ネクタイも優しく扱う事が出来たなら一人前の伊達男と言えるでしょう。